1885年のこの日に開業した日本鉄道の宇都宮駅で、日本初の駅弁が発売されました^^
(ただし、これよりも早く他の駅で駅弁が販売されていたとする主張もあるようです)
写真は1902年の駅弁販売光景だそうです^^
宇都宮市で旅館業を営んでいた白木屋嘉平が、たまたまその旅館に宿泊していた日本鉄道の重役の薦めで販売をしました。
握り飯2個とたくあんを竹の皮で包んだもので、値段は5銭だったそうです。
現在のような折詰めに入った駅弁は1890年に姫路駅で「まねき食品」が発売したものが最初とされているそうです。
農文協(社団法人 農山漁村文化協会)刊行の「日本の食生活全集 28 聞き書 兵庫の食事(1991)」にも「元祖・駅弁ーー姫路の「まねき」 と題する記述があり、そこでは1889年に姫路駅で発売された物を駅弁の元祖として、次のように述べられています。
「・・・日本初の駅弁は、明治十八年に日本鉄道宇都宮駅で売り出されたものというが、これは握り飯2個を竹の皮で包んだだけであった。折箱に入った幕の内風で、その後の駅弁の形を作りだしたのは、この姫路の駅弁が元祖といえる。」
この駅弁の中身は「鯛の塩焼き、伊達巻、焼き蒲鉾、出汁巻き卵、大豆こんぶ煮付け、栗きんとん、ごぼう煮付け、少し甘みをつけて炊いたゆり根、薄味で煮付けたふき、香の物は奈良漬けと梅干、黒ゴマをふった白飯」で、2段重ねの折り箱風の入れものに入って売られていました。
駅弁はいいですよね~。鉄道での旅をより充実したものにするための大切なアイテムだと思います^^
東京に帰るときや豊橋に帰ってくるときにはほとんど新幹線を使いますが、その中で食べる駅弁はやっぱり美味しい♪
なるべく時間を合わせるようにはしているんですが、合わなくてもやっぱり乗る前に買っちゃうんですよねwww
美味しいお弁当がいっぱいあるので、デパートなんかの駅弁の売り出しイベントなんかは確かにいいんですが・・・。駅弁は家で食べるよりもやっぱり車窓の景色を眺めながら食べるのが一番おいしい食べ方だと思います^^
あ~~~~~、旅に出たいww